ドメーヌ・エンゲル DOMAINE ENGEL
850年の歴史を持つオルシュヴィレール村のオー・クニグスブーグ城の麓に建てられてこのドメーヌ・エンゲルは、1958年に設立されました。今現在は1995年生まれのピエールと、彼の兄であるジャックが経営しています。畑作業は兄が、ピエールは醸造に情熱を燃やしています。所有する13ヘクタールのうち8ヘクタールはグラン・クリュのプラエラテンベルグにあり、他はその周りを取り囲むように広がっています。ピエールの叔父もドメーヌに参加しており、彼が生み出す設備はオリジナル物ばかり。畑作業がよりスムーズに行えるため、ドメーヌの装備を独学で改良。 ピエールと兄のジャックは、大会などにも出場したほどラグビーが大好き。二人はそれぞれ大学へ行き、ピエールは経営を学びます。卒業後マルセル・ダイス氏のところで修行を始め、ジャックは銀行でしばらく働きます。その後、ジャックはアンドレ・オステルタグ氏の元で学び、ブドウ栽培免許を獲得。オステルタグの影響で、ジャックは畑にビオディナミを取り入れており、2022年からはデメテールラベルを取得。 彼らはワインによってラベルを変えています。彼の友達がデザインしたり、イタリアのアーティストに頼んだりとさまざま。ピエールは直感やフィーリングを大切にしがら、ワイン造りに向き合っています。「テロワールが生み出す、ピュアなワインを造ること」が彼の哲学。 生産者:ドメーヌ・エンゲル 産地:フランス>アルザス 栽培:ビオディナミ 所有畑面積:13ha |
オランジュ・イン・アルザス 2020(白) ワイン名はフランスの炭酸飲料「Orangina(オランジーナ)」の言葉遊び。手摘みで収穫後、ステンレスタンクにて10日間のマセラシオン。澱とともに11か月熟成。無濾過、無清澄、亜硫酸無添加。柑橘やドライフラワーのアロマ。今ヴィンテージはゲヴュルツが加わりより華やか。口当たりは優しく、タンニンがとてもしなやかです。(平均樹齢45年) 料理とのマリアージュ:スパイスの利いた料理・チーズ・魚料理 ブドウ品種:ピノグリ50%、ピノブラン25%、ゲヴュルツ25% price:3660円(完売) |
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テール・ド・グネス 2021(白) グラン・クリュ・プラエラテンベルグの比較的若い樹齢(20~30年)のブドウを全房にて6~8時間かけてゆっくりとプレス。発酵後ステンレスタンクで11か月のシュール・リー熟成。品種の個性ではなくテロワールの個性を際立たせることに重きをおいています。フローラルなアロマでキリっとした酸があるミネラリーなワインです。 ブドウ品種:リースリング50%、ピノグリ40%、ゲヴュルツ10% price:3550円(完売) |
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ゲヴュルツトラミネール 2019(白) イタリアのアーティストが、ワインを試飲した際に描いてくれたラベル。土壌は雲母と石英からなる片麻岩土壌のゲヴュルツトラミネールを全房にて6~8時間かけてゆっくりとプレス。発酵後ステンレスタンクで24か月のシュール・リー熟成。無濾過、無清澄、亜硫酸無添加。 ライチやトロピカルフルーツの華やかな香り。綺麗な酸味と熟成したフルーツのバランスが良く、パワフルでありながら繊細な味わい。 ブドウ品種:ゲヴュルツトラミネール100%(樹齢40年) price:4870円(完売) |
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レッド・ダルザス 2020(赤) 『Raide d'Alsace』 = 『アルザスにゾッコン』という意味。 祖父の代にブルゴーニュ南部からもらったブドウ樹をプレラーテンベルグに植えたセレクション・マサルのピノ・ノワールを手積みで収穫後、ステンレスタンクにて全房で15日間マセレーション。プレス後15ヶ月熟成。2020年はピエールさん曰く「密度のあるとても素晴らしい質感」が特徴です。 料理とのマリアージュ:バーベキュー・シャルキュトリー・ジビエ・ブラックアンギュス牛・ブダンブランのリンゴ煮 ブドウ品種:ピノノワール(樹齢50年) price:4370円(完売) |
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