ル・マス・ダガリ Le Mas D'Agalis
生産者:リヨネル・モレル 産地:フランス>ラングドック>ネビアン AOC:VdP コトー・デュ・サラグー 畑総面積:8ha 農法:ビオロジック(2007年エコセール認証) 収穫方法:100%手摘み、畑で選果 ブドウ栽培農家の家庭に育ったリオネルは4代目で、2004年に父親の畑4haを譲り受け新しくドメーヌを起ち上げる。以前は、ディディエバラル、ティエリアルマン、ジェラールシュレール等自然派の名だたるドメーヌを渡り歩き、ワインづくりを学んだ。 醸造はマセラシオン・カルボニックを使わないいわゆるクラシックなスタイルだが、南仏ワインにありがちなアルコールの重さはなく、果実味をしっかりと感じられるワインをつくる。 |
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ル・グラン・カレ 2020(白) 「ル・グラン・カレ」はリヨネルの祖父が大切にしていた畑の区画名。2020年は、前年と打って変わりブドウが早熟に加えて、収量が 60hL/ha とドメーヌ始まって以来の大豊作に恵まれた年だった。この年から試験的にアンフォラ醸造を採用。150L と小型だが、味わいに優位性が感じられれば、今後数を増やしていく予定。出来上がったワインは、静謐かつ透明感のあるエキスが水のように穏やかだが、しばらく口に含むと、だんだんと塩気のある上品な旨味とチョーキーなミネラルが上がってくる。まるで昆布だけ取った上品なダシを飲んでいるみたい。南の白なのにエキスがスッと染み入るように優しく、いつまでも飲んでいられる、素材を生かした和食と合わせてもらいたいワイン。自然酵母で10~12日間醗酵。80%ファイバータンク、15%古樽、5%アンフォラで7か月熟成。 葡萄品種:テレット50%、シュナン・クレレット・ロール50% price:3050円 /750ml(完売しました) |
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キュヴェ・ヨ・ノ・プエド・マス 2020(赤) 「ヨノプエドマス」はオック語で「これ以上出来ない!」という意味。2020年は、ブドウが早熟で収量にも恵まれた当たり年だった。出来上がったワインは、「自信作」と自負するように、酒質が超滑らかでエレガント。いつもよりも早めの収穫とは言うが、実際、味わいの中にベジタブルな青さやカリニャンのアニマル的な要素は一切なく、驚くほどチャーミングで艶やかなワインに仕上がっている。 ファイバータンクで2~3週間のマセラシオン、自然酵母で8~10日間発酵。85%ファイバータンク、15%古樽で12ヵ月熟成。 葡萄品種:カリニャン50%、シラー30%、グルナッシュ10%、サンソー10% price:3050円 /750ml |
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キュヴェ・ナヴィス 2015(赤) 「ナヴィス」とは水源という意味。天然水源のように自然なワインという意味を込めている。2015年は味わいがコトー・デュ・サグラーらしくないという理由でVin de Paysの認証を落とされたためVdFでリリースしている。今回のナヴィスはワイン自体にポテンシャルがあったので、角を落として味わいをまろやかにするために18カ月の樽熟成を要し、とても贅沢な味わいに仕上がっている。 自然酵母で1か月醗酵、古樽で18か月熟成、SO2は瓶詰め時に20mg/L、ノンフィルター。 葡萄品種:シラー55%、グルナッシュ40%、ムールヴェードル5% price:3751円 /750ml(完売) |
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