ドメーヌ・タカヒコ

(価格は消費税込みで表示しています。)      

ラン・セッカ    北海道余市町登

山川惇太郎氏はドメーヌ・タカヒコにて2年間の研修後、2020年9月に醸造免許を取得。ワイナリーでの醸造を始めました。農園は2018年、西向きの畑にピノノワールとツヴァイゲルトの赤ワイン用のブドウを植えています。
奥様の小春さんは通称「南畑」の白ワイン品種を栽培。畑も夫婦別々に区画を持っています。

 早花咲月 ORANGE(オレンジ)2023(泡)
※このワインはトロミ、粘性があります。
ワイン名「早花咲月」は太陰暦の3月を表す言葉といいますが、今回は6月リリースとなりました。
瓶詰前に糖分を添加して野生酵母にてビン内2次発酵、ノンフィルター、酸化防止剤無添加。過去の早花咲月Roseよりもキャンベル割合が低く、ナイアガラ醸しの黄色味がでたのでサブタイトルを「ORANGE」としました。味わいとしてナイアガラが中心。飲み口のとろみ感と泡が相まって独特の口当たりがあります。アルコールも低く、暑い時期に合う軽い飲み物になりました。
ぶどう:ナイアガラ主体、キャンベルアーリー、ポートランド、メルロー
ぶどう産地:北海道余市町
アルコール:7.5%
発酵:野生酵母(自然発酵)、ビン内2次発酵、SO2無添加
生産本数:約7200本
750ML 1980円(完売しました)
  pon nitay ポンニタイ 2022(オレンジ)
北海道の森の凛とした空氣をイメージして仕込んだ混醸の白ワインです。名前はアイヌ語を、大体の和訳はpon – 小さな、nitay – 森 です。
原料のブドウは自社畑の「南畑」。ゲヴュルツトラミネールの一部を手除梗して4日のスキンコンタクト、残りは潰さないようにタンクで3~4日マセラシオンカルボニックを行い、バスケットプレスでゆっくりと搾汁。ステンレスタンクで発酵させ、落ち着いてからステンレスタンクと古樽にて1年熟成。SO2無添加。
ワインはシッカリとした酸があり、若いナシ、白桃、ライチ、カモミー ルの香りがあります。後半にはっきりした苦味があります。まだ閉じている印象があるので、夏くらいからの抜栓をお勧めします。
ラベル原画:木平千尋氏(余市町在住)
ぶどう:ピノグリ35%、ゲヴュルツトラミネール45%、ピノノワール20%
ぶどう産地:北海道余市町登町 ランセッカ自園 南畑
アルコール:12.0%
生産本数:約1040本
750ML 3520円(完売しました)
   KOYACHI 2022 パストゥグラン(赤)
KOYACHIはラン・セッカの自園、西向きの畑から収穫したブドウでつくったドメーヌものワイン(栽培・醸造共に笠惇太郎氏が担当。りゅうこはるさんは南向きの白区画担当)。地区や、道路、川の呼び名で、小谷地と書きます。
醸造はツヴァイは全房、ピノはほぼすべて除梗、発酵終盤でまとめて、やさしくプレス。樹脂タンクで発酵後、1年樽熟成(新樽20%)後ブレンドして瓶詰め。
黒っぽいカシスやブラックベリーの香り、煙っぽさ、黒豆、主張のある酸、 ウメのようなニュアンスが感じられます。個人的にはもう少し抽出をしても 良かったかなという印象ですが、タンニンは控えめ、全体には冷涼さの感じ られるライトな赤ワインです。
ぶどう:ピノノワール7割、ツヴァイゲルト3割
ぶどう産地:北海道余市町登町 ランセッカ自園
アルコール:12.5%
生産本数:約2600本
750ML 3410円(完売しました)
  蛙鳴千草(アメイセンソウ) 2022(白)
ゲベルツは早めにプレス。ケルナーとセミヨンはは全房でのスキンコンタクトを2週間ほど。樽ではゲベルツの香りがよく出ていました。澱引して樽で1年間熟成。亜硫酸は瓶詰め時に添加。
トップには小さいながらゲヴュルツからの華やかな香り。口中ではグレープフルーツの皮、トウヒの新芽、青あんずなどがいて、酸は鋭角。後半は強めの全房スキンコンタクトから来たのであろう、ハーバルな/植物の茎っぽいニュアンスがあります。果実感が前面に出てくるまでもう少し熟成期間がほしいところ。
ぶどう:ケルナー、セミヨン、ゲヴュルツトラミネール(ほぼ1:1:1)
ぶどう産地:北海道余市町登町 ソウマファーム(栽培:慣行農法)
アルコール:12.5%
生産本数:約980本
750ml 3300円(完売しました)
   雀色時(すずめいろどき)2022(赤)
名前の由来は「夕方」を意味する古い言葉より。
貴腐付きということでほぼ醸さずにそのままバスケットプレスにて搾汁。1年の樽熟成。樽の都合や、製品ごとボトル本数を考えてメルローと自園ロットをブレンド。
トップにはビビッドな苺の香りがあります。口中ではラズベリー、アセロラ、紅茶、カツラの落葉。丸さのある酸は豊かで少しの樽香と相まって果実感を支えています。加えて後半には貴腐から来るであろうはちみつ感が感じられます
ぶどう:メルロー60%、ピノノワール35%、ツヴァイゲルト5%
    21年のブドウ(ほぼメルロ)が10%強入っています
ぶどう産地:メルローは余市町登のソウマファーム(栽培:慣行農法)
      ピノとツヴァイは自園より
アルコール:12.5%
生産本数:約960本
750ml 3850円(完売しました)
   Soumagnon Blanc(ソーマニヨンブラン)2022(白)
名前の由来は「相馬さんのソービニヨンブラン」ということで。
原料は余市町登地区のソウマファームより。栽培は慣行農法。遅めの 11月半ばの収穫でしたが傷みは少なく、フレッシュさも残る状態でした。貴腐は少なめ。選果は畑にて。醸造は12月半ばまでの1ヶ月ほどスキンコンタクト。ただしピジャージュ などの抽出作業は少なめ。結果的にはフレッシュ感につながったようです。新し目の樽で1年熟成。樽出ししてブレンド、瓶詰。亜硫酸は 瓶詰め時のみ添加。
トップには太陽を浴びた枯れ草のような特徴的な香りがあります。口中ではマンゴーなどの南国なニュアンスと冷涼さが半々。品種特有のカシスの芽のような青さ、青梅、黄色い花の蜜、干しアンズのような香りも感じられます。酸はキリッとあり、余韻に少しの苦みがあります。ボリューム感が出るので高めの温度をオススメします
ぶどう:ソービニヨンブラン+セミヨン(約1割)
ぶどう産地:余市町登のソウマファーム(栽培:慣行農法)
アルコール:13.0%
生産本数:約600本
750ml 3300円(完売しました)
   早花咲月(サハナサズキ) 2021(白泡)
このワインの原料は、ほぼ有機栽培と同等に栽培されたナイアガラ。1次発酵は樹脂製タンクで野生酵母にて発酵、スキンコンタクトを1週間ほど行ないプレス。瓶詰前に糖分を添加して野生酵母にてビン内2次発酵、ノンフィルター、酸化防止剤無添加。
ナイアガラ特有の果実味は優しくてライト、少し渋みがあり、コクも感じます。
ぶどう:ナイアガラ100%
ぶどう産地:北海道余市町登町 Sunny Side Farm
アルコール:9.5%
生産本数:約2200本
750ml 1980円(完売)




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