奥野田ワイン

(価格などの金額には消費税が含まれています。)

MARUMEGANE マルメガネ       北海道余市郡余市町

2023年から自社ワイナリーで初醸造を開始した大野氏。自社畑はワイナリーの前面に広がっています。収穫は2024年くらいから可能になるようですが、暫らくは契約農家さんから購入したブドウのワイン、ネゴス物が主体になるようです。

 ケルナー 2023(白)
余市の契約農家さんから購入したケルナーです。契約1年目だったので最高の連携とまではいきませんでしたが、収穫時期が近づくにつれてお互いに密に連絡を取りながら擦り合わせしていきました。不作の年でありながらも質の良いブドウをいただけたこと、農家さんには改めて感謝申し上げます。発酵はスムーズに終了しました。ただいくつか樽にいれておりましたが、1樽だけMLFスムーズに終わらすことが出来ませんでした。暖かくなりが再び始まって現在MLFは終了しています。しかしその影響でケルナーのみ月下旬の瓶詰め予定となっております。少し落ち着かせてからの抜栓をしていただけると非常に助かります。色調は薄にごりのあるレモンイエロー。柑橘系の爽やかな香りにマスカットや花の華やかな香りを軸にフレッシュハーブや白胡椒などのニュアンスがあります。程よいボリューム感とアフターにかけてやや鋭角な酸味が食欲をそそります。
品種:ケルナー(余市町産)
アルコール度:11.5%
price:3500円 /750ml (10月6日の試飲会で販売します)
   デラウェア 2023(白)
2023年は本当に厳しい年でした。ブドウの色付きも悪く糖度も上がらない、鳥やハチが突いたことにより酢酸や病果も盛り沢山。農家さんにわがままを言って収穫時期はかなり引っ張りました。また契約農家さんではありますが、収穫は全て自分たちで行いました。畑には2t以上はなっていたように見えるデラウェアでしたが、厳しい選果をして1t以上畑に落としたと思います。
常に4~5人程度で行っていましたが厳しい選果のため1日100kg程度の収穫しかできず、1週間以上にわたってやったのが良い思い出です。
色調は薄らにごりのあるオレンジカラー。香りは杏やコンポートした白桃、アールグレイ、ジンジャーやオリエンタルスパイス、ローストしたナッツなど。味わいはリンゴや桃などのフレッシュな果実感が中心、アフターも様々な香りが顔を出し複雑さを与えています。

品種:デラウェア(余市町産)
アルコール度:12%
price:3500円 /750ml (10月6日の試飲会で販売します)
    馬 不安多(うま ふあんた) 2023(ロゼ微泡)
ワイナリー設⽴初年度で発酵が順調に進むのか、その他トラブルがないのか⾮常に不安が多い1年でした。 ⾺は⾺⾯である⼤野氏をモチーフに、⾃社醸造での初リリースということで不安の多さを表し、「⾺ 不安多(うま ふあんた)」と名付けています。不安の多い⾺のまわりを大野氏が好きな⾔葉である六然訓で囲んでいます。
熟度のあがった状態の良いブドウを収穫するためにナイアガラは収穫時期をずらし、⼤まかにわけると3回にわけて 収穫。⼭葡萄は量が少量のため、3回⽬のタイミングで同時にプレスしています。ツヴァイゲルトに関しては、プレス後の果汁に果⽪のみを戻し⼊れて1週間ほど醸しています(10%程度)。 瓶内⼆次発酵。ガス圧は1気圧に設定しており、控えめな泡⽴ちです。デゴルジュなし。培養酵⺟や亜硫酸は全⼯程 で不使⽤。
澱が沈んだ上澄み部分はサーモンピンクの⾊調。1 気圧と低めのガ ス圧なので柔らかく優しい⼝当たり。 ナイアガラの華やかな⾹りもありますがキツく感じることはなく、 爽やかなフレッシュハーブやレモンや晩⽩柚など柑橘の⽪を思わせる苦味を伴う⾹り。ツヴァイゲルトの果⽪を醸したおかげで味わいにも適度なボディが感じられます。
品種:ナイアガラ(余市町&仁木町)、ツヴァイゲルト(余市町)
   自生した山ぶどう(余市町産)
生産本数:約1700本
price:2640円 /750ml (完売しました)
 
 
 
 




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