KONDOヴィンヤード NAKAZAWAヴィンヤード

(価格は消費税込みで表示しています。)      

KONDOヴィンヤード  北海道岩見沢市/三笠市

近藤亮介氏が代表を務めるKONDO ヴィンヤードには、2つの農場があります。2007年に初めて拓いた三笠市の「タプ・コプ農場」(山﨑ワイナリーさんの畑がある山と同じです。)と、2011年春から植え付けを始めた岩見沢市栗沢町の「モセウシ農場」です。「タプ・コプ農場」はすごい急斜面にあり、「モセウシ農場」はなだらかな丘にあります。畑では化学合成農薬、肥料、除草剤不使用 (ボルドー液のみ年4回使用)。2017年10月に栗澤ワインズを設立し、この年から2つの農場で収穫された葡萄を自らのワイナリーで醸造することが可能となりました。


ナカイ・ミュラワ  ナカイ・ミュラワ 2024(白・微発泡)
 気軽に飲んで欲しい、KONDOヴィンヤードを代表する軽快な微発泡ワイン。
ここ数年の酷暑の影響から酸の減少に気を遣いながら収穫時期を早める傾向です。ミュラー・トゥルガウは収穫を 2 回に分け、1回目は酸の確保、2回目は十分な糖分の確保と目的を分けて収穫しています。バスケットプレス機で全房プレスをし、 そのままプラスチックタンクにて自然酵母で発酵。オーセロワは、約1/4を10日間の醸し、2/3は全房プレスしステンレスタンクで自然発酵。全てのロットが発酵を終了した後にブレンドをし、プレス時に冷凍保存していたオーセロワの果汁を溶かして加えて 瓶詰めし、自身の糖分により瓶内で2次発酵。無濾過、清澄剤、添加剤等不使用。亜硫酸無添加。
今回から初めてオーセロワの一部(ワイン全体の5%)を醸しています。ワインへの厚みと香りの複雑さを期待しての事ですが、中盤から余韻にかけての口当たりの重層的な変化があり、落ち着いた雰囲気になってガスが抜けても美味しく飲めるようになったようです。
葡萄:余市中井農園産ミュラー・トゥルガウ78%(慣行農法)、モセウシ農場オーセロワ22%
生産本数:2254本
price:2800円 /750ml 店頭販売のみ 発送は致しません 
 KONDOヴィンヤード ピノ・ノワール 2023(赤)
2023年はヒヨドリ、ムクドリの襲来により収穫を早く進めたのですが、収穫量は昨年比4割減となってしまいました。畑の区画、クローンごとにピンセットで灰色カビ病の選果を行いながら収穫。網で除梗をしたのち モセウシ、タプ・コプと分けてプラスチックタンクへ仕込み、2週間のセ ミ・マセラシオン・カルボニック。プレス後に古樽と大樽に移し8か月熟成し、すべてのロットをブレンドして瓶詰め。
ブドウの早めの収穫は理想的な熟度にはならず、豊富な酸の骨格を持ったワインになりました。清涼感のある小果実系の味わい、果実味が前面に出て生き生きとしたフレッシュな若さをまとったピノノワール。
葡萄:タプ・コプ農場ピノ・ノワール66%、モセウシ農場ピノノワール34%
生産本数:1124本
price:4100円 /750ml(参考)
 KONDOヴィンヤード ソーヴィニヨンブラン 2023(白)
圧倒的な鳥の大群の前になすすべなし…。タプ・コプ畑の大打撃により、相対的にモセウシ畑のソ ーヴィニョン・ブラン比率が高くなり、「タプ・コプ」の名前が消えています。
レモンイエローの外観そのままに、搾りたてのフレッシュなレモンやライムなどの柑橘を思わせる香りとしっかりとした酸。いわゆるソーヴィニョン・ブランの典型とも言える青草やハーブの印象が強く、例年のタプコプブランとは趣の違う味わいです。余韻の先に南国系果実がちらちら見えているので、数年の熟成期間を経ると違った表情を見せてくれるものと思います。
葡萄:タプ・コプ農場67%、モセウシ農場33%
品種:ソーヴィニヨンブラン97%、シャルドネ3%
生産本数:572本
price:4290円 /750ml(参考)
   konkon kvevri 2023(アンバー)
2023 年は、全ての記憶が鳥に塗り替えられた年。9月後半から始まったヒヨドリ、ムクドリ、その 他鳥たちの食害でぶどう畑全体の40%が食べられてしまいました。鳥に追われての早摘みだったこともあり、アルコール度数は過去最も低い10.0%で仕上がっています。熟度が低いブドウでしたが例年どおり6か月醸しとしましたが、幸い、不安のあった粗いタンニンやえぐみなどは目立たず、むしろ軽やかでフルーティーになっています。
白ワインぶどう由来の華やかな香りに、セージやミントなどの清涼系ハーブとスパイスが加わり、醸している北国の白ワインを見つけられます。リリース直後はやや不安定さがあるので、オリがすっかり落ち着き、ボトルを光にかざして透明感を確認できたらそっと空けてみてください。
葡萄:混植区のブドウ8種以上 ピノグリ、オーセロワ、シャルドネ、ソーヴィニヨンブラン、ゲヴュルツトラミネール、ケルナー、シルバーナ、リースリング他
生産本数:670本
price:4400円 /750ml(参考)
 KONDOヴィンヤード B-O-T 2021(アンバー)
ピノ・ノワールの大敵と言えば灰色カビ病(学名:ボトリティス・シネレア)。通常は果皮にダメー ジをもたら素のですが、天候条件に恵まれると干しぶどう状になり、独特な風味を付加するいわゆる「貴腐」と呼ばれる状態になります。 収穫の際、ピンセットで1粒1粒その貴腐化したぶどう(及び貴腐になりかけ状態のぶどう)を選別 し、白ワイン同様に搾汁して発酵させたワインがB-O-Tです。
2021 年は、暑く乾燥した夏の影響で果粒が小さいまま秋に突入、9月の降雨の影響でその果粒が割れてボトリティス菌が繁殖し、その後の天候の回復で大量の貴腐果が生まれました。慣れた収穫ボランティアさんにお願いし、それらを丁寧に収穫してもらい仕込みを行っています。
糖度が高いことで発酵が自然に止まり、結果として甘口に仕上がりました。味わいは、黒糖やはちみつ、干したアンズなどのニュアンス。酸がしっかりと残っているためくどい甘さではなく、余韻は意外なほどすっきりとしています。ガスがある場合は、抜栓後数日して落ち着かせるとコクが出て、複雑さが増すのでお勧めです。
※保管は冷蔵庫でビンを立てて。
葡萄:タプ・コプ農場、モセウシ農場
品種:ピノノワール95%以上、ピノグリ他5%未満
生産本数:825本
price:3750円 /375ml(参考)

ナカザワヴィンヤード    北海道岩見沢市

ナカザワヴィンヤードは2002年に新規就農して、岩見沢市(旧栗沢町)にワイン用葡萄のみの農園として、中澤一行、由紀子ご夫婦2人でスタートしました。南向きの緩い傾斜地のある畑に主に、ゲヴュルツトラミネール、ピノグリ、ケルナー、 シルヴァーナの白ワイン用4品種とピノ・ノワールを栽培しています。2002-2012年までココ・ファームにて醸造。2013年から同じ岩見沢市にある、ココ・ファームの前醸造責任者のブルース・ガットラヴ氏と奥様の亮子さんが設立した、10R(トアール)ワイナリーでワインを仕込む。2017年より共同設立した醸造場、栗澤ワインズでワイン造りをスタート。

クリサワブラン クリサワ・ブラン 2022 (白)
2022年の収穫量は約4t。品種ごとにタイミングを見極めて収穫。全房で圧搾し果汁の段階でブレンド、一緒に発酵させる混醸という方法で仕込んでいます。酵母は添加せず、自然に発酵が始まるのを待ちます(野生酵母による発酵)。醗酵が進んでいる時期に2021年収穫のゲヴュルツトラミネールのワイン300Lをブレンド。発酵終了後にステンレスタンクで熟成、無濾過でびん詰め。瓶詰め時に亜硫酸を添加。
数年熟成させると厚みを増してバランスが良くなると予想。
生産本数:   本
葡萄品種:ゲヴュルツトラミネール56%、ケルナー15%、シルヴァネール12%、
     ピノ・ノワール4%、ピノグリ4%、その他9%
price:3520円 /750ml(完売)
 

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日本ワイン

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