北海道の酒店 はらだ商店

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トアールワイナリー(10Rワイナリー)  北海道岩見沢市上幌

トアールワイナリーは栃木県足利市にあるココ・ファーム・ワイナリーにおいて醸造責任者として活躍していた、ブルース・ガットラヴ氏と亮子さんご夫婦が北海道岩見沢市に開いたワイナリー。 運営は受託醸造所で、複数の生産者が同じ空間で同時期に、協力し合いつつ醸造作業を行います。 畑においてもワイナリーにおいても、人の手はなるべく加えないという考えのもとに生産者は10Rワイナリーに集まります。醸造技術の研修者も受け入れ、幅広く北海道の農業とワイン業界を支える大きな存在となっています。


KWtN タイヤマンシリーズ そらちのしろ 2019(白)

謎のワイン... 空知産のヴィティス・ヴィニフェラから造られた白ワイン。詳細(ブドウ品種、畑の場所) はご想像にお任せします。さて肝心のワインの個性としてはレモン、びわなどの果実の香り。瓶熟成による ビスケットと蜂蜜に加えて揮発性の香りも。口に含むと、深みと豊かさがあり、生き生きとした酸味のフィ ニッシュ。口中でも若干の揮発性があり、非常にクリーンなワインをお探しの方はご注意を。
ぶどう:
生産本数:本
price:2090円/750ML(参考ワイン)

KWtN 高橋農園 砂川ソーヴィニヨンブラン2022(白)

2018 年の初ヴィンテージから数えて五番目は、軽めでピリッとしたバージョン。 2022 年はパッションフルーツのアロマが印象的。この点においては少なくとも自分たちがこれまで見てき た、どの北海道ソーヴィニョン・ブランよりも力強い。ボディは軽めでピリッと刺激的な口当たりに優しい 後味が続く。 夏の食前酒やアペリティフに最適なワイン。
ぶどう:ソーヴィニヨンブラン
生産本数:本
price:3300円/750ML(参考ワイン)

KONDOヴィンヤード ソーヴィニヨンブラン 2023(白)

圧倒的な鳥の大群の前になすすべなし…。タプ・コプ畑の大打撃により、相対的にモセウシ畑のソ ーヴィニョン・ブラン比率が高くなり、「タプ・コプ」の名前が消えています。
レモンイエローの外観そのままに、搾りたてのフレッシュなレモンやライムなどの柑橘を思わせる香りとしっかりとした酸。いわゆるソーヴィニョン・ブランの典型とも言える青草やハーブの印象が強く、例年のタプコプブランとは趣の違う味わいです。余韻の先に南国系果実がちらちら見えているので、数年の熟成期間を経ると違った表情を見せてくれるものと思います。
葡萄:タプ・コプ農場67%、モセウシ農場33%
品種:ソーヴィニヨンブラン97%、シャルドネ3%
生産本数:572本
price:4290円 /750ml(参考)

KWtN 木村農園ピノノワール 2019(赤)

余市の登地区にある、木村農園の名高い古木の区画から生まれたピノノワール100%のワインです。木村クローンの古樹の区画から。おそらく北海道で最も古くに植えられたピノ・ノワール。 クラシックな木村農園のピノで、土、火を通したイチゴ、そして少し“野性的”な香りがある。 味わいは力強く骨格があり、非常に直線的で、長い熟成が期待できる。
ぶどう:ピノノワール(余市木村農園)
生産本数:本
price:4510円/750ML(参考ワイン)

KWtN 木村農園ピノノワール 2020(赤)

余市の登地区にある、木村農園の名高い古木の区画から生まれたピノノワール100%のワインです。
2020 年は例年の木村農園ピノ・ノワールとは異なるテイスト。この畑によく見られるリッチなスタイルのピノというよりも、優しさと香りが前面に出ている。ワインは薄いルビー色で、やや濁りがある(サーブする際にはデキャンタージュすることをお勧めする)。赤い果実、スパイス、バラの花びらのアロマが感じられ る。他のヴィンテージの木村ピノがボトルの中で熟成している間に、早めに楽しむべきワイン。
ぶどう:ピノノワール(余市木村農園)
生産本数:本
price:4510円/750ML(参考ワイン)

上幌ワイン 風 2022(赤)

ピノノワールにガメイ、プルサール、ピノムニエを少量混ぜて造られた10Rワイナリーのエステートワインです。
2022 年の風の第一印象は、ラズベリー、バラの花びら、土などがぎゅっと詰まった香り。 ピノらしい純粋なアロマが最初に注意を惹く。口に含むと、ワインはフレッシュで明るく、 シルキーなボディと優しいフィニッシュを持つ。
ぶどう:自社農園産ピノノワール主体
生産本数:本
price:4400円/750ML(参考ワイン)

イレンカ    北海道岩見沢市上幌

イレンカの畑は北海道岩見沢市、美しい丘陵地帯が広がる栗沢町上幌地区にあります。
2012年、1.3haの休耕地に苗を植え付けるところから畑をスタート。緩やかな南向き斜面に、現在約4,000本のピノ・ノワールが生育しています。土壌は、畑の部分により多少の差異はあるものの、基本的には粘土質・弱酸性土壌。植付時に土壌改良を目的として石灰と堆肥を散布し、草生栽培を行っています。
栽培は、”リュット・レゾネ“=化学肥料や除草剤は一切使用せず、できる限り有機農法の実践を試みていますが、葡萄が若木の現段階では、病気対策等どうしても必要な場合、畑の生態系を考慮しつつ、環境への負担の少ない農薬を最低限散布せざる得ないと考えています。
ワインの仕込みは、「10Rワイナリー」の設備を使用し、必要に応じて同ワイナリーからのアドバイスとサポートを受けられるという恵まれた環境になっていますが、基本的には自分自身で行っています。


イレンカ ピノノワール 2023(赤)

2023年は、春の訪れが早く、3月末に雪解けが急速に進んで、4月初めから畑作業(春剪定)をスタートできました。 生育期の気候は、気温は上昇傾向を更新、春~夏の降水量と日照量が例年より好条件だったおかげで、開花~結実~肥大期までは比較的早め且つ順調に推移しました。ところが、9月に入ってからも残暑が続き、9月下旬まで昼夜の寒暖差が充分に得られなかったため、ブドウの着色不良および酸が落ちやすくて糖度が上がりにくい、という問題が生じてしまいました。加えて、9月は雨の日が多く、 灰カビ病の蔓延にも悩まされましたが、さらなる想定外の大問題、10月に入ると野鳥が大挙して飛来しブドウをついばむ被害に見舞われるようになり、ブドウの熟度的には10月下旬まで待ちたかった収穫予定を前倒しし、10月15日と16日の2 日間で、2.36トンを収穫しました。収穫中も鳥害は続き、結果的に収量ポテンシャルの3分の1以上の収量減になったと思われます。ワインの出来に関しては、仕込み段階では(収穫を早めたため)ロゼ寄りの華奢で可愛らしい赤になりそうな印象を持ちましたが、現段階では “こなれ感”の ある“おとな”の赤に変貌しつつあるように感じています。
醸造について。丹念に選果した葡萄を全て手作業で除梗し、ステンレスタンクにて約10日間の低温浸漬から野生酵母による発酵へ(発酵温度18~26度。 果帽を濡らす程度の軽いピジャージュまたはルモンタージュを2~5日に一度)。仕込みから約20日後にプレスした後、プラスチックタンクで発酵続行。発酵終了後は全てフレンチオーク古樽に移し、10か月余りの樽育成(その間、自然なマロラクティック発酵あり)を経て、 2024年9月24日に瓶詰しました。清澄・濾過なし。
ぶどう:北海道岩見沢市上幌、イレンカヴィンヤード産ピノノワール100%
醸造:10Rワイナリー
生産本数:1994本
price:5150円/750ml (参考ワイン)