藤野ワイナリー Fujino Winery 北海道札幌市

NAKAI Blanc 2023(白) ナカイ・ブラン
余市町登町・中井農園さんにて大切に栽培されたケルナーとソーヴィニヨンブラン、ピノグリを使用しています。 10月中旬に収穫されたブドウをそれぞれ全房のまま優しく圧搾、一晩静置後オリ引きし、低温環境下、野生酵母で長い時間をかけゆっくりと発酵させました。 ピノグリは一部を除梗し全粒で醸しています。各果汁をブレンドし、自然なマロラティック発酵、7か月間のステンレスタンクで発酵・熟成後ビン詰めしました。淡い小麦色の色調から、瑞々しい白い花、マンダリンオレンジや八朔のような柑橘の香り、青リンゴやハーブのような爽やかな香りも感じられます。
口に含むと溌溂とした酸と共に蜂蜜やカリンのような味わい、ほのかにヨーグルトや乳酸菌飲料のような甘酸っぱさも感じられます。紅茶やカラメルのような苦みと共に蜜のようなコクの余韻が広がります。 品種:余市町登地区「中井農園」産ケルナー種57%
ソーヴィニヨンブラン37.6%、ピノグリ5.4%
アルコール:11.0度
price:3960円 /750ml

アッシジのフランシスコ 2023(赤)
北海道厚沢部町鶉町の進藤貞一さんが丁寧に栽培されたヤマソーヴィニヨン種を100%使用。深いガーネット色の色調に針葉樹や野ば、木苺やカシスのような赤系小果実実の香りが広がります。滑らかな口当たりから伸びやかな酸と苦み、ラズベリーやブルーベリー、小梅のような香りとほのかな塩味も感じられます。 根菜のようなほっこり感、仄かなスパイシー香と渋みが広がり優しい余韻をもたらします。
全房のまま軽く破砕後ステンレスタンクで野生酵母で発酵(マセラシオンカルボニック)、プレス後に古樽でマロラティック発酵及び約1年7か月の樽熟成。
ブドウ:ヤマソーヴィニヨン100%(北海道厚沢部町鶉町)
アルコール:9.5%
ビン詰本数:本
price:3740円/750ml

SHINKAI 2019(白)
北海道産のミュラートゥルガウ、バッカス、ケルナーを用いた白ワイン。それぞれホールパンチで時間をかけ丁寧に圧搾後、野生酵母にて発酵させました。2019年は猛暑と干ばつが特徴的な年となり、よく熟したブドウが採れた一方で、野生酵母での発酵が長引き、約2年間かけて発酵が終わり、瓶詰めしました。野生の乳酸菌によりマロラティック発酵が終了し、残糖分はほぼ無く発泡もありません。現状で多少の揮発酸、穀物香は感じられ、グレープフルーツやカリン、マスカット、マンゴーなどの果実が主体の味わいとなっています。香りも若草やハーブ、白い花などが感じられ、硬質感の中にも熟成によるまとまり、そして心地よい酸が余韻を感じさせてくれる白ワインです。
ぶどう:余市町産ミュラー・トゥルガウ
三笠産バッカス
余市産ケルナー
アルコール:11.5度
生産本数: 本
price:3100円/750ML

fシリーズ flowing water 2023(白)
北海道らしさは何かを追求していくワインがこの通称「fシリーズ」です。北海道三笠市達布産のバッカス種と北海道余市町登町産のケルナー種を使用しました。
全房で野生酵母発酵、低温管理、野生の乳酸菌によるマロラティック発酵を経てビン詰め後約11ヵ月熟成しています。
抜栓直後は硬い印象ですが程なく和らいでいきます。淡い小麦色の色調に瑞々しい白い花、八朔や文旦のような和柑橘の香りが広がり、ほのかに生姜やハーブのような青い香りも感じられます。キリリとした酸とレモンやグレープフルーツの果皮のような味わい、微かな塩味とハチミツの様なコクが広がり程よい苦みの余韻をもたらします。さらにビン熟成が進むとより味わいが深くまとまっていくでしょう。
品種:バッカス(三笠市達布産)、ケルナー(余市町登産)
生産本数: 本
price:3410円/750ML

デラウェア スパークリング 2024(白微泡)
北海道余市町登町の「大島農場」産の丁寧に栽培されたデラウェアを100%使用しました。ブドウを手作業で除梗し粒のままマセラシオンカルボニック、野生酵母で発酵し、発酵終了前に瓶詰めしました。抜栓すると勢いのある泡が立ち上がります。サーモンピンクの柔らかな色調に黄桃やマンゴーのような熟れた果実香が広がり、瑞々しいイチゴやハッカのような清涼感もほのかに感じられます。口に含むと、ふくよかでクリーミーな泡とともに、果皮やオリ由来の旨みやコク、やさしい酸と苦みがじんわりと広がり、滋味深く心地よい余韻をもたらします。
品種:北海道余市町登町 「大島農場」産 デラウェア(樹齢約25年)
生産本数: 本
price:3200円/750ML(完売しました)

KOHARU 2024(ロゼ)
藤野ワイナリー創業当初から造られてきた辛口ロゼワインの「KOHARU」。毎年その年のブドウから最適なブレンドを求めながら造られてきました。今年は七飯町、余市町、藤野自社圃場のブドウを使用し、5年ぶりのヴィンテージ表示としています。鮮やかなルビー色に、イチゴドロップスや白桃のような瑞々しくも甘い香りが広がり、ハッカのような清涼感も僅かに感じられます。軽やかな口当たりからラズベリーやクランベリーのような果実味、柔らかな酸とほろ苦さ、ほっこりとした旨味の余韻が感じられます。よく冷やして飲んでいただくとスッキリとした酸が感じられ、温度帯が上がってくるとやさしい果実味と旨味がじんわりと広がります。
品種:キャンベルアーリー、ナイアガラ、オーセロワ、リースリング、デラウェア
アルコール:10.0度
生産本数: 本
price:2500円/750ML(完売しました)

NAIGARA Hasegawa Vineyard 2024(白微泡)
北海道余市町登町の「Hasegawa vineyard」で丁寧に栽培された7年目のナイアガラをそのまま優しくプレス。低温からゆっくりと発酵、一部除梗し粒のままスキンコンタクトをしました。野生酵母で発酵し、発酵終了後ブレンド、ビン詰め、SO2無添加。やさしい微発泡の泡とともに、白桃やパイナップル、マスカットのような優しく甘い香りが広がります。プチプチとした繊細な泡とともに軽やかな酸が感じられ、和柑橘のような果実味とほのかな苦みが広がり旨味やコクが心地よい余韻をもたらします。
現在(12月)は炭酸ガスも穏やかな微々発泡でやや甘味を感じる味わいとなっていますが、今後のビン内熟成が進むことにより炭酸ガスが徐々に強くなり、きめ細かく柔らかな泡とドライな味わいになると考えられます。
品種:北海道余市町登町 Hasegawa vineyard 産 ナイアガラ
生産本数: 本
price:2250円/750ML(完売しました)
