登醸造 Noborijozo 北海道余市町登町
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秋田県出身の小西史明氏は東京でのサラリーマン生活を経て2009年に余市に移住。2011年より自社農園にて奥様と二人でぶどう栽培を始めました。総畑面積1.9ha、そのうち1.3haがココ・ファームと契約しているツバイゲルト(10Rワイナリーに原料出荷してこことあるシリーズのツヴァイゲルトに)、0.2haはこちらもココ・ファームと契約しているケルナー(10Rワイナリーに原料出荷)、残りの0.4haが自家醸造「セツナウタ」になります。「セツナウタ」は2015年ファーストヴィンテージ。 病気が無くて熟したブドウをつくることが登醸造の小西さんの基本。そしてワインは野生酵母により発酵をさせることが登醸造の味わい。目指すのは、「きれいで芳醇」プラス「旨味があってクセのある」、複雑味を感じられるワイン。 |
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セツナウタ 2023(赤に近いロゼ) 2023年もとにかく暑い年でした。収穫期になっても夜温が高く、糖度がなかなか上がらない一方、 酸だけは落ちていく。そして野鳥による食害が発生し昨年より収量が少し減りました。 醸造は、除梗破砕して30日間ほど醸し、漬け込んで搾汁したツヴァイと、収穫してすぐに全房で搾汁したツバイを混ぜて、野生酵母で発酵。最後に別タンクで発酵させて8か月ほど漬け込んで搾汁したツバイを混ぜた。翌年9月にビン詰め後、5か月のビン内熟成。 ブドウ品種:自園ツヴァイゲルト100% 醸造(野生酵母発酵):醸し62%、8ヵ月醸し7%、搾汁31% 生産本数:2318本 price: 3250円/750ML(完売しました) |
豊丘西尾ヴィンヤード Domaine Beau Bois 北海道余市町
豊丘西尾ヴィンヤードの西尾 久氏は、2021年1月から北海道余市郡余市町にて畑を購入して新規就農、醸造用ブドウ栽培をはじめました。自分で栽培したブドウから自分の手でワインを造りたいという思いで、尊敬する10Rワイナリー(北海道岩見沢市)のブルースガットラヴ氏に従事し、同年の9月末から2か月と少しの間、ワイナリー近くに住み込み、毎日研修生として働きながら自分のブドウも委託醸造にてワインにするというサイクルで4年間が経ちました。5年目は10Rワイナリー醸造のワインにプラスして、新しく醸造所を造った余市町のMARUMEGANEで試験醸造をしています。
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La Tradition rosé 2023(ロゼ) 余市町豊丘の自社畑にて栽培したブドウを、除梗後やさしく手でピジャージュを行いながら醸しプレス。フレンチオークの古樽で熟成。2023年は難しい年でしたがロゼは酸を強く感じながらも熟成による香りのボリュームが高く、味わいと余韻も長く感じていただけるでしょう。 瓶詰め本数:602本 ブドウ:余市町豊丘町の自社畑 ツヴァイゲルト、ケルナー 醸造場所:岩見沢市 10Rワイナリー price:4180円 / 750ML |
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La Tradition rouge 2023(赤) 余市町豊丘町の自社畑で収穫したツヴァイゲルトだけを除梗後やさしく手でピジャージュのみを行いながら4週間以上の醸しを行い、プレス。その後フレンチオークの古樽で18ヵ月熟成。ツヴァイゲルト特有のスパイスやシナモン、赤い果実の香りが非常に強く長く続きます。味わい、香りのパワーとバランスは過去一番のものだと思われます。 生産本数:598本 ブドウ:余市町豊丘町の自社畑 ツヴァイゲルト 醸造場所:岩見沢市 10Rワイナリー price:4180円 / 750ML |
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La Tradition rouge 2023(赤) MARUMEGANE 余市町豊丘町にある自社畑のツヴァイゲルトを除梗後優しく手でピジャージュを行いながら2週間醸し、縦型のバスケットプレス機で搾りました。その後フレンチオークの新樽で熟成し、樽香が十分に乗ったのを確認してビン詰め。ツヴァイゲルト特有のスパイスやシナモン、赤い果実の香りと新樽の香りが混ざり合い、上品で優しいワインに仕上がりました。優しいタンニンと果実の風味が中盤でも衰えず味わいと余韻が長く続きます。 生産本数:299本 ブドウ:余市町豊丘町の自社畑 ツヴァイゲルト 醸造場所:余市町 MARUMEGANE price:4180円 / 750ML(販売未定) |
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